11月5日

今日のこと。

 

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総出で散歩。

昨日ちょっと走っただけで、今日も筋肉痛でつらい。

子どもは自転車がうれしくてしかたない。親は身体が痛くてしかたがない。

 

名前を聞いたり歳を聞いたり、反対に答えたりできるようになった子ども。

公園で会う子と話すのは、あとは「おいで」「行こう」「乗って」、でも十分コミュニケーションはとれるよう。走り回ったり、並んでブランコに乗ったり、はしゃぎながら滑り台に登るだけで遊びは成立し、友達になる。コミュニケーションは言葉だけではないのだということ。

 

学校じゃないから歳が違う子ももちろんいて、さりげなくブランコを支えてくれ、子どもが乗ったことを確認してから自分も乗るお姉さん的な友達もでき、かわいがってもらっている。

自分のことを「もうお姉さんだから、こんなこともできるんだ」と言ったりしては、はやく大きくなりたい様子。人生、大人になってからのほうが長いのだから、慌てる必要はないんです。

 

あっちこっちへ走り回って、落ち着いて話している様子はないのだけれど、ちょっとずつ言葉は入ってくるのか友達と会話した中でしか得られないような、兄弟のこと、行っている学校のこと、家の場所なんかまで知っていたりする。いつの間に。

そして、私の知らない言葉でしゃべることもあり、我が子がどんどん遠くに行ってしまう・・・というほどでもないけど、変な感じはする。

 

 

ペルーのこと。

豆乳屋さんは低く短い音の笛を吹いてやってくる。ゴミの収集車は一斗缶でも叩いているのか金属をカンカン鳴らしてやってくる。果物屋さんは年季の入ったトラメガでアナウンスしながらやってくる。

牛乳屋さんは、常連と思われる家の前に着くと、クラクションを鳴らす感覚で「モ~! モ~~!」っていう牛の鳴き声を再生してお知らせしている。近くに牛がいる、と思ったほどリアルなものだった。

夫はフリー音源を録音したものじゃないかと言うのだけど、なんでそんなに想像力が貧困なのだろう。私は牛乳屋さんなくらいだから実物には事欠かないわけだし、マイクを向けて録ったのだと思っている。

 

 

 

 

 

11月4日

今日のこと。

勉強。

ときどき勉強会をしている。友人に日本語を教えるために、スペイン語をひねり出し、語彙を増やすことで自らも学ぶ目的。

その間、子どもはおやつをつまんだり、おもちゃを見せびらかしたり、ノートを引っぱり出してきてひらがなを書いてみたりする。

自分の名前や、日本にいる友達の名前を練習している。

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スペイン語会話の本はたくさん出ているものの、観光用の本に「うちの蛇口と買った浄水器のアダプターが合わない」とか「居住している証明に使いたいから公共料金のレシートを送ってほしい」とかの例文は、当然、載っていないし。

そんなときスマホの翻訳アプリが便利なのだけれど、親切な人にあたると英語が分かる店員さんを呼んできてくれたり、日本語の分かるお友達に電話をかけて聞いてくれたりする。

英語は幼稚園から勉強するそうだけど、できる人はとてもできるけれど、だいたいの人はあんまり英語ができない。英語ができる人より、日本で働いていたから日本語ができるという人の方がたぶん多い。

日本語ができるのは、だいたいはやや年配の世代で、ほとんどが10年以上日本にいたという人。居合わせただけの人にバスの乗り換えを教わったり、家電の取り付けのアポを手伝ってもらったことがある。日本語で。

 

でも、チャイニーズかコリアーノに見られることも多い。

そしてSoy japonésと言うと、中国語や韓国語ができる人を連れてきてくれる。南米の人にはスペイン語とポルトガル語みたいな感覚で、距離的に近いから言語も似ているに違いない!という発想なのかもしれない。

 

若い人と観光客を相手にする仕事の人は英語ができたりするけれど、そうでなくても、この人スペイン語が分からないんだ、そっか外国人にはやっぱり英語だよね!「英語なら大丈夫?」と聞いてくれる人もいる。

が、聞いた本人が「そういえば自分、英語ができないんだった」ということも間々ある。

 

 

どちらにしても、「言葉が分からないなら分かる人を探してあげる」、「あなたの分かる言葉はなに?」となるのだから、その気持ちはありがたい。全力で歩み寄ろうとしてくれるんだもの、うれしい!英語もできない!

 

 

 

ペルーのこと。

 

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電気やガスの温水器もあるけれど、水シャワーのお家も断然多い。高価だからか、電気が貴重だからか、お風呂に求めるものが違うのか。

えいっ!と水を浴びるか、バケツにお湯を用意するそう。

我が家の温水器はちょうど修理中なので、大きな鍋をフル稼働して、沸かしてはせっせと運んでいる。

 

 

11月3日

今日のこと。

豆乳を作る。

浸していた大豆をミキサーにかけて、鍋で煮て濾す。

 

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福岡にいたときにはふくれんを愛食していたのだけれど、市販の豆乳は加糖されていたり、ビタミンBだのCだのが添加されていて、ありがた迷惑的な。

 

家の前をフルーツを売る台車や、自転車でタマリーを売る人がいて、子供のころよく見た石焼き芋やお豆腐屋さんのような感じか。

そんな感じで豆乳屋さんもいるのだけれど、朝の6時過ぎとか、とても早いので、起きていても子どもや犬をなだめてお財布を掴んで駆け出すことは難しい。

ホカホカのできたてで、1リットルと言っても1.5リットルとかにサービスしてくれるそうで、いつか買いたい。

 

 

 

ペルーのこと。

 

電車がない。

都市間には飛行機も飛んでいるけれど、例えばリマ行きとかで、安価なところで30ソル、1500円、ハイクラスでも80ソルで3000円くらいで長距離バスに乗れるところ、飛行機だと500ドル、円安な今日この頃だけれど50000円とかか。飛行機は、たぶんお金持ちと外国からの観光客しか乗らない。乗れない。

なので、なんでも車。タクシー、バス、メトロポリターノもバス。

 

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車で何でも運ぶ。

車体より大きくても気にしない。物理的に載れば運ぶ。

 

 

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火花が散っても気にしない。

建材は各自で購入して施工は大工さんに頼む方式が多い。大工さんに頼むと、多めに買って使わなかった分を転売したり、余った分を転売したり、最初から売る目的で多く買って請求する悪い人もいるのだろう。そういうのを心配するのだそう。

ホームセンターから自家用車が鉄筋を引きずりながら出てくるし、そしてガリガリ音を立ててバッチバッチ火花を散らして帰っていく。

心配するポイントが違うと思って見ている。引火しそう。

 

11月2日

今日のこと。

犬が愛用している毛布を洗った。毛だらけなので、たらいで。

スポンジで擦るとペットの毛が取れるというので、今まで乾いたまま擦っていた。

が、今日は水に浸けてから思い出したので水の中で擦った。

なんだ、こっちの方がよく取れるじゃないか。

 

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あと、ここで見たもの、驚いたもの、日本と違うものも描いてみようと思います。

たぶん、こういう時代なので、知りたいことならgoogleWikipedia、写真をつけてブログを書いている方がたくさんいることだろう。

なので、私の主観による、デフォルメを含む、私の絵でお伝えしていこうかと思う次第です。

 

いきなりですが、トイレから。

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南米全般と聞いているけれど、トイレットペーパーは流さないのでゴミ箱に捨てる。

環境面の配慮とか、排水管が細いからとか、そんな理由らしい。ペルーと、となりのエクアドルはそうだった。

ペルーではトイレットペーパーや便座や蓋がないこともよくあって、盗難防止のために外してある、もしくはすでに盗難に遭ったか。リサイクルというと響きがよいのだけれど、何でも買い取ってくれるところがある、つまり、何でも売ってお金にできてしまうからのよう。

 

さしあたり、子どもがはまったり、冷たくてイヤ。

極力、デパートやスーパーなど、設備のきれいなところで済ませたい。が、子どもがいるとそうもいかないから、冷たいのを我慢している。

 

 

11月1日

1日なので、新しいことをやってみようと思います。



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今日のこと。

買い物に行った。土曜日かつ諸聖人の日とかいう祝日、最寄りのスーパーはとても混雑していたので隣のこぢんまりしたスーパーへ行ってきました。

しばらくぶりに描きたい気持ちが起きました。今日のこと、ここで暮らしてみてのことを描いてみようと思います。



このご時世に、手描きで絵を描いています。PhotoshopIllustratorも学生の時に苦手だったまま、それなのに最近急にwacomペンタブレットが気になってきました。